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1/06/2017

イライラしないパパは真のイクメンではない!

オランダへ移住する前と

何が一番違っているか。

食事、です。


そして、最も人生が変わったのは誰か。

パパ、です。

今日は、オランダへ移住する前後の

パパから感じる育メンについて書いてみたいと思います。


夜中も働く外資スポーツメーカーに勤務


移住直前まで、

うちのパパは、外資スポーツメーカーに勤めていました。

繁忙期は、本当に忙しく、
終電帰宅は当たり前。


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2時や3時にタクシー帰宅しても、
朝になればまた会社へ。

そんな日々。

それでも、

子供の保育園への送りだけは、
共働きとしてワークシェアリングしていました。


朝くらいしか子供の顔を見れなかったのに、
今や、
子供とじっくり遊ぶ時間を持てています。


子供の言葉を読み取れる!


2歳頃の子供の言葉は、
聞き取れるけれど、
全て正確ではありませんよね。


もちろんお話が上手な子もいますが、
我が子、日本を出てから、
明らかに日本語の覚えが遅いです。


日本では保育園にいたので、
親だけでなく様々な人から、
様々な日本語を聞いて、
周りの子より言葉を話すのが早かったくらいです。


しかし、やはりここはオランダ。


日本語は、私とパパと、Youtube。
大変偏っています。


従って、
語彙力は多少上がるものの、
使い方や発音がまだまだ。


この幼児語って、
たいていの家庭の場合、ママが通訳者になると思います。

ところが、
うちのパパは私が聞き取れない言葉を
わかってあげられているのです!

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「ミタイ、って言ったんだよね」
って、私に教えてくれるんです。

なーぬー!

それはそれで、
ママの役割が果たせていないみたいでちょっと悔しいんです。


でも、
それだけ、
パパが子供と一緒に日常を過ごして、
子供のことをよく見ているから、
つたない言葉もわかってあげられるんだなと思います。


育児に正面から向き合うからイライラがわかる


日本では、
ママが怒る家庭が多いと思います。

パパは、
「まあまあ」
となだめて、子供の味方になってあげる。

「ママは怒ってばかりだね〜」
なんて、パパと子供で会話するのは、
想像しやすい光景だと思います。


私たち夫婦はあまり子供に何をされても
気にしないほうなのですが、
オランダへ来て、
ほとんど怒らないと有名のパパが、
イライラしている時があるんです。



もちろんそれに気づいた時は、
私が子供の味方になってあげます。
二人で、プリプリイライラしません。
子供に逃げ道を残してあげます。


時々、
私がイライラしないようなことでも、
パパがイライラしているのを見ると、
なんだか微笑ましく思えます。


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というのも、

パパが「子供を育てる」ことに、
正面から向き合ってくれていると

心底感じるからなのです。


日本にいた時のパパは、
お仕事を頑張っていたため、
子供と会う時間はわずか。

会えない間に子供はどんどん成長します。

そりゃあデレデレしていたくなります。
子供は本当に可愛いです。


しかし、いざ育児をやると、
ひとりならば10分でできたことが、
3倍、5倍の時間がかかったりします。

ご飯粒を落としながら
部屋中駆け回る。
べちゃべちゃに潰されたご飯粒・・

出かける間際に片付けたのに、
またモノをひっくり返し始める。

雨が降り始めたから
早く洗濯物をしまいに帰宅したいのに、
だらだらと道端の小石を眺めて動かない。

お腹減ったからご飯食べたいのに、
まだ自転車に乗っていたいと1時間。
ようやく降ろそうとすると、泣きわめく。

こんなうちは、
ラーメンなんて、絶対食べられませんよね、笑。


名ばかりの育メンから真の育メンへ


日本では、保育園の送りをすることから、
「育メン」と呼ばれていた旦那様。

とんでもない。

今こそ、真の「育メン」と呼びたいです。


子供の一つ一つに向き合って
ママと一緒に成長を分かち合ってくれていると
感じます。

育児はママのもの。
そんなこと思ってないはずです。


昨日できなかったことが、
今日はできるようになる瞬間を
目の当たりにしています。


育児をしていてイライラしないなんて、
子供のことをよく見ていないからです。


ペースを常に乱され、
したいこともろくにできないフラストレーションは
20年、30年と奔放に生きて来た人間なら
誰しも感じることなのではないでしょうか?


・・でも、どうだろう。
仏様みたいなママやパパもいるかもしれないです。


オランダでは真の育メンが多いです。
本人たちは、育メンだなんて思ってない、
当然の事と思っていると思います。
そんなワークシェアリングの秘密については、
また後日書きたいと思います。





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